「国際」の記事一覧
-
ポーランド大統領選、ウクライナ難民への支援に揺らぎ
2025-05-11 06:28
国際ロシアの侵攻から3年、ポーランドには今も100万人のウクライナ難民が滞在しています。しかし支援疲れや生活圧迫から、国民の感情に変化が生じ、大統領選候補らは「ポーランド人優先」を掲げるようになりました。保守派や極右候補は、医療や教育の優先順位に関しウクライナ人を排除する姿勢を打ち出しています。依然としてウクライナ支援の意義を訴える声もありますが、社会の分断と排外主義が懸念されています。
-
韓国寺院、日本の仏像を返還
2025-05-10 20:52
国際韓国の瑞山にある浮石寺は、2012年に盗まれた14世紀の仏像を日本の長崎県対馬の観音寺に返還した。この仏像はかつて倭寇により略奪されたとされ、所有権をめぐる訴訟が続いていた。韓国の高等裁判所は2023年、返還を命じる判決を確定。今回の返還は日韓間の歴史的対立が続く中で、文化財返還問題に一石を投じる動きとして注目されている。
-
イラン外相、核の権利譲らずと強調
2025-05-10 20:50
国際イランのアラクチ外相は、アメリカがイランの核の権利を奪おうとしているならば、イランは一歩も引かないと発言。オマーンでの米・イラン間の核協議を前にした発言であり、ウラン濃縮の権利を譲歩しない姿勢を改めて示した。米国は施設の解体を求めており、交渉は難航が予想される。イランは平和的利用を主張し、核兵器開発は否定している。
-
ハマス、ガザのイスラエル人捕虜の生存映像を公開
2025-05-10 20:50
国際ハマスはガザ地区で拘束中のイスラエル人捕虜2名の映像を公開。映像では、1人が明らかに衰弱した様子で、もう1人が戦争の終結と捕虜解放を訴える。家族や支援団体は政府に対し、迅速な救出を求めている。映像は拘束下の強制によるものである可能性も高く、人道的危機として国際的な関心が集まっている。戦闘の継続により、捕虜の命が脅かされているとの懸念も強まっている。
-
欧州と米国、ロシアにウクライナ停戦を要求
2025-05-10 20:49
国際イギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、ウクライナの首脳がキーウで会談し、ロシアに対し5月12日からの30日間停戦を無条件で受け入れるよう要求。トランプ大統領もこれを支持。拒否した場合、欧米はロシアへの大規模な追加制裁を発動すると警告。プーチン政権は消極的な姿勢を見せているが、停戦中に和平交渉を進める計画。欧州と米国の外交方針の一致が確認された。
-
印パ停戦合意も直後に違反応酬
2025-05-10 20:48
国際アメリカ仲介により即時停戦を発表したインドとパキスタンだが、その数時間後には両国が互いに停戦違反を非難。停戦はカシミール地域での激しい戦闘を受けた措置だったが、現地では依然として砲火が続いているとの報道も。両国は協議継続に合意しており、国際社会も事態の沈静化に期待を寄せているが、根深い対立の解消には時間を要すると見られる。
-
教皇レオ14世が枢機卿団に語った指針
2025-05-10 19:20
国際新教皇レオ14世は2025年5月10日、枢機卿団に向けて初の演説を行い、教皇フランシスコの遺志を受け継ぎ、第二バチカン公会議の精神に基づく教会改革の継続を誓った。彼は教会の未来を神の慈しみに託すとともに、教会が現代社会に開かれた対話を重ねることの重要性を強調。また、名前の由来となったレオ13世に倣い、労働・AI時代における人間の尊厳を守る教会の社会的使命も確認した。
-
欧州首脳とゼレンスキー、トランプに停戦の意志伝達
2025-05-10 13:51
国際ウクライナのゼレンスキー大統領はドイツ、フランス、イギリス、ポーランドの首脳と共に、トランプ元大統領に対して30日間の停戦に前向きであることを伝えた。会談はキーウで開催され、ロシアによる侵攻の継続に対する外交的圧力の一環として行われた。首脳らは停戦を通じた和平交渉の再開を呼びかけ、ロシアに対する追加制裁の可能性にも言及している。今後の進展はプーチン大統領の対応に委ねられている。
-
トランプ氏、インドとパキスタンの即時停戦を発表
2025-05-10 13:03
国際トランプ元大統領は、緊張が高まっていたインドとパキスタンの間で「即時完全停戦」に合意したと発表。両国は軍事基地へのミサイル攻撃を含む衝突を繰り返していた。米国主導の仲介により、両国の国防当局が直接対話し、今後さらなる協議を進める意向を示している。中東諸国も和平を支持しており、地域の緊張緩和が期待されている。米中貿易戦争との並行での外交的成果としても注目される。
-
日本政府、尖閣周辺での民間飛行に注意喚起
2025-05-10 07:35
国際日本政府は、東シナ海の尖閣諸島周辺で小型民間機が確認されたことを受け、安全確保と偶発的衝突の回避を目的に注意喚起を行いました。この地域では中国のヘリコプターによる領空侵犯が報告されており、緊張が高まっています。政府は、飛行がレジャー目的であっても、現地の状況を踏まえた慎重な対応が求められるとしています。
-
日本政府、新教皇に祝意 元首相・麻生氏の派遣も検討
2025-05-10 07:34
国際日本政府は、アメリカ出身の新ローマ教皇レオ14世の選出に対し、石破首相が祝意を表明しました。また、就任ミサにカトリック信者でもある麻生太郎元首相を派遣する案も検討されています。被爆者団体からは、核兵器廃絶を訴えてきた前教皇フランシスコの後継者として、広島・長崎訪問への期待が高まっています。
-
印パ軍事衝突、核使用の懸念も 国際社会が自制促す
2025-05-10 06:42
国際インドとパキスタン間の軍事衝突が激化する中、パキスタン国防相は核兵器を管轄する国家指令機関の会議開催を否定しました。両国は空爆やドローン攻撃を応酬しており、双方に死傷者が出ています。アメリカをはじめ国際社会は即時の自制と対話を要請。核保有国同士の紛争激化に、国際的な懸念が高まっています。両国の過去最大級の衝突となる可能性も示唆されています。
-
佳子さま、6月にブラジル訪問 外交関係130周年記念
2025-05-09 21:08
国際日本政府は、秋篠宮家の次女・佳子さまの6月のブラジル公式訪問を閣議決定しました。訪問は日伯外交関係樹立130周年を記念したもので、サンパウロやリオデジャネイロなどを巡ります。約270万人の在ブラジル日系人との交流や、ルラ大統領への表敬訪問も予定されており、日本とブラジルの歴史的つながりと友好関係が再確認される機会となります。
-
ルーマニアでEU支持の大規模集会、右派台頭に危機感
2025-05-09 21:05
国際ルーマニアでは、欧州連合(EU)支持を訴える大規模な市民集会が全国で行われました。背景には、反EU姿勢を掲げる極右候補ジョージ・シミオン氏が大統領選の決選投票でリードしていることへの懸念があります。市民らは「ロシアに屈しない」「未来志向の政治を」と訴えました。シミオン氏が当選すれば、ルーマニアの国際的孤立やNATOの東方防衛にも影響が出る可能性があると懸念されています。
-
メキシコ、Googleの「Gulf of America」表記に抗議し提訴
2025-05-09 21:05
国際メキシコ政府は、Googleが「メキシコ湾」を「アメリカ湾」と表記していることに対して、正式に訴訟を提起しました。問題の背景には、アメリカのトランプ前大統領による大統領令での名称変更がありましたが、これはアメリカ国内に限定される法的効力に過ぎません。Googleは「中立的な地図方針」を理由に表記を変更しておらず、両国間で主権や歴史的認識に関する議論が続いています。
-
ウクライナとハンガリー、スパイ疑惑で外交官を相互追放
2025-05-09 21:04
国際ウクライナとハンガリーはそれぞれ2名の外交官を追放する措置を発表しました。ウクライナの情報機関SBUは、ハンガリーによるスパイ活動を摘発したと主張し、ハンガリーはこれを「プロパガンダ」として反発。両国間では少数民族の権利や対ロシア政策を巡って対立が続いており、今回の措置はNATOとEU内の緊張をさらに高める可能性があります。
-
インドとパキスタン、カシミールとアムリトサルで激しい交戦
2025-05-09 21:04
国際インドとパキスタンの間で激しい軍事衝突が発生し、インドのカシミールやパンジャブ州アムリトサルで爆発音が響きました。両国は無人機やミサイルを使って攻撃を応酬し、死傷者が増加。インドは観光客への攻撃に対する報復としていますが、パキスタン側は関与を否定。民間人の避難や株式市場への影響も出ており、核保有国同士の対立の激化に国際社会が懸念を示しています。
-
米国、白人南アフリカ人の難民受け入れ開始へ
2025-05-09 21:04
国際トランプ政権は、南アフリカの白人アフリカーナー数十人を難民として受け入れる方針を示しました。通常は停止中の難民制度が適用され、迫害の証拠として人種差別が根拠に挙げられています。南アフリカ政府はこれを事実無根と反発。トランプ政権は南アとの外交関係を冷却化させており、今回の措置は政治的動機が強いと批判されています。今後の両国関係や国際的な人権議論にも影響を及ぼす可能性があります。
-
イラン、ロシアに短距離ミサイル発射装置を提供か
2025-05-09 21:04
国際西側関係者によると、イランがロシアにFath-360短距離弾道ミサイルの発射装置を近日中に提供する準備を進めているとされます。このミサイルは迅速な発射と短い飛行時間が特徴で、ウクライナ前線での運用が想定されています。ロシア軍はこれにより従来の高性能ミサイルを温存しつつ、攻撃能力を強化する可能性があります。同時に、米国とイランの核交渉にも影響を及ぼすと見られており、地域の安全保障に緊張が高まっています。
-
国連、ガザへの新たな支援体制に懸念を表明
2025-05-09 21:04
国際国連機関と人道支援団体は、イスラエルと米国が推進するガザでの新たな支援分配体制に対し、人命の危機が増すと警鐘を鳴らしました。現在の国連主導の支援体制では不十分とするイスラエルの主張に対し、国連は中立性の侵害と人道原則の無視を批判。住民の強制移動や援助不足が懸念されるほか、子どもや高齢者などの弱者への影響が深刻視されています。封鎖解除と国連主導の体制維持が求められています。