「国際」の記事一覧
-
出生地主義は世界でどう位置づけられているか
2025-05-15 16:06
国際トランプ政権の出生地主義撤廃政策は、米国の市民権制度の根幹を揺るがすものです。世界の多くの国では親の法的地位に基づく条件付きの市民権制度を採用しており、アメリカの制度は例外的です。出生地主義の歴史的背景には奴隷解放や移民促進政策があり、それに対する見直しが進む中、国際的な動向との対比も重要です。
-
豪首相、インドネシアとの経済・防衛関係強化を模索
2025-05-15 09:57
国際再選を果たしたオーストラリアのアルバニージ首相は、インドネシアのスビアント大統領と会談し、経済・防衛分野での協力強化を確認した。両国は地理的にも近く、安保や貿易で伝統的に強い結びつきがある。昨年には防衛協力協定も締結され、今回の訪問では海上安全保障や災害対応の分野でのさらなる連携が示された。インドネシアがOECD加盟やTPP参加を目指す中、豪州は支援姿勢を表明した。
-
米国、イランに核合意案を提示
2025-05-15 09:30
国際トランプ政権は、イランとの第4回交渉の場で正式な核合意提案を初めて提示した。この提案には、イランの民生用核利用の枠組みと国際的な監視体制が含まれる。イラン外相は提案を持ち帰り、最高指導者らと協議中。トランプ氏は「今が決断の時」と発言しており、合意に至らなければ欧州3カ国が2015年の核合意に基づく制裁の再発動を示唆している。
-
トランプの中東政策に驚嘆と懸念
2025-05-15 09:00
国際バイデン政権の元高官らは、トランプ大統領の中東政策が従来のタブーを破る大胆なものであると評価する一方で、その動機と影響に懸念を示した。ウクライナ、イラン、シリア、ハマスとの直接交渉など、従来の外交慣行を逸脱する行動が相次いでおり、トランプ氏の一極的な意思決定スタイルが強調されている。一方、イスラエルとの関係やガザ政策には批判も根強い。
-
メキシコで多重事故、21人が死亡
2025-05-15 02:32
国際メキシコのオアハカ州とプエブラ州を結ぶ高速道路で多重事故が発生し、少なくとも21人が死亡しました。セメントトラックが追い越し中に対向車線にはみ出し、バスとバンに正面衝突。トラックはその後、谷に転落し炎上したと報じられています。この地域では過去にも交通事故が頻発しており、インフラの安全性や交通規制の見直しが求められています。
-
プーチン氏、ウクライナとの和平会談を欠席し代表団を派遣へ
2025-05-14 23:55
国際ロシアのプーチン大統領は、トルコ・イスタンブールで予定されているウクライナとの直接和平交渉に出席せず、側近らによる代表団を派遣することを決定しました。これは、トランプ米大統領が呼びかけた三者首脳会談からの回避とも取れます。ウクライナ側は停戦を条件に交渉に前向きで、ゼレンスキー大統領はトルコ訪問を予定しています。交渉の行方に注目が集まっています。
-
大阪万博にブルガリアなど4か国首脳が来日予定
2025-05-14 21:51
国際日本政府は、大阪万博にあわせてブルガリア、オーストリア、ラトビア、パラグアイの各国大統領が5月に来日することを発表しました。各首脳は天皇陛下や石破茂首相との会談を予定しており、文化・外交の交流を深める機会となります。また、万博の「ナショナルデー」行事への参加も予定されており、日本との関係強化が期待されています。
-
カンボジアと中国、過去最大の合同軍事演習を開始
2025-05-14 21:44
国際カンボジアと中国は、地上・海上・空中での共同訓練を含む「ゴールデンドラゴン」合同軍事演習を開始しました。これは2016年以降で最大規模となり、関係深化の象徴とされています。訓練ではドローンや手術用ロボット、ロボット犬などが使用され、対テロや人道支援を想定した内容です。アメリカとの演習再開の動きもあり、地政学的影響が注目されます。
-
リビア首都で武装衝突再燃、民間人に被害
2025-05-14 21:44
国際リビアの首都トリポリで武装勢力間の衝突が再発。政府系の444旅団と東部勢力に近いラダー部隊が主要拠点で交戦し、民間地域にも影響が及びました。数名の死者も報告されており、国連は即時の停戦と住民避難路の確保を求めています。内戦の再激化は首都支配の勢力図を塗り替える可能性があり、地域情勢は緊迫しています。
-
教皇レオ、世界平和への仲介を表明
2025-05-14 21:44
国際アメリカ出身で初のローマ教皇となったレオ14世は、戦争は避けられないものではないと強調し、バチカンを平和交渉の仲介役として提供する意向を示しました。ウクライナのゼレンスキー大統領もこの申し出を歓迎。教皇はガザ停戦やインド・パキスタン間の和平にも言及し、対立の解決には人間同士の対話が不可欠だと訴えました。
-
トランプ大統領、シリアと関係正常化を模索
2025-05-14 21:43
国際トランプ大統領はサウジアラビアでシリア大統領と会談し、対イスラエル関係の正常化を要請。米国はシリアへの制裁解除を発表し、アブラハム合意への参加を促しました。また、カタールでは航空機購入契約を締結し、商業的関係も強化。一方、ギフトとして提供された大統領専用機に倫理的懸念も浮上しています。
-
プーチン大統領、ウクライナとの直接交渉に不参加
2025-05-14 21:43
国際ロシアのプーチン大統領は、トルコで開催されるウクライナとの和平交渉に出席せず、代わりに元文化相のメディンスキー氏らを代表団に指名。ゼレンスキー大統領はプーチン不在は和平の意思がない証拠だと批判。米国のトランプ大統領も出席の可能性を示唆し、交渉への国際的注目が高まっています。現地では戦闘が続いており、交渉の行方は不透明です。
-
イスラエル、ガザへの攻撃激化で死者80人超
2025-05-14 21:43
国際イスラエル軍がガザ地区への空爆を強化し、少なくとも80人のパレスチナ人が死亡。住宅地や病院周辺も標的となり、避難命令が出された直後にも空爆が続いた。被害は女性や子どもにも及び、現地では救助活動が困難な状況。アメリカのトランプ大統領は中東訪問中で、停戦への圧力が期待される中、攻撃は続いている。
-
イスラエル外相来日に対し抗議デモ発生
2025-05-14 21:32
国際イスラエルのギデオン・サール外相が来日し記者会見を行う中、東京の日本記者クラブ前で市民による抗議デモが行われました。外相は大阪万博のイスラエル館訪問も予定しており、パレスチナ情勢への関心の高まりを背景に日本国内でも市民の声が可視化される場となりました。
-
イスラエル、2か月ぶりにガザへの人道支援再開へ
2025-05-14 21:24
国際イスラエルは、2か月間停止していたガザへの人道支援の再開を認めたとガザ人道財団(GHF)が発表しました。食料や医薬品の不足が深刻化する中、米国とイスラエルの支援で設立されたGHFは、ハマスの影響を排除した配布メカニズムの構築を進めています。今後90日間で3億食以上の支援が予定されており、イスラエル軍の軍事行動と避難対応も議論されています。
-
トランプ大統領、シリア新政権と歴史的会談
2025-05-14 13:00
国際米国のトランプ大統領はサウジアラビアでシリア新大統領アフマド・アル・シャラー氏と会談し、25年ぶりとなる米シリア首脳会談が実現した。トランプ氏は制裁解除と和平協定への署名を促し、シリアの再建支援を示唆。アル・シャラー氏はテロ対策や化学兵器除去への協力を約束した。イスラエルの反発を押し切った形で、地域安定化を模索する動きとなった。
-
中国、邦人にスパイ容疑で懲役12年判決
2025-05-14 07:51
国際中国・上海の裁判所は、スパイ行為に関与したとして日本人男性に懲役12年の判決を言い渡しました。男性は2021年に拘束され、2023年に起訴。具体的な容疑内容は明らかにされていませんが、中国の反スパイ法に基づく摘発は過去にもあり、現在も複数の日本人が拘束中です。日本政府は引き続き情報収集と対応を進めています。
-
ベトナム首相、偽造品と貿易詐欺の撲滅を表明
2025-05-14 06:03
国際ベトナムのファム・ミン・チン首相は、偽造品や貿易詐欺、密輸対策を強化すると表明しました。米国との貿易交渉の中で知的財産権や越境取引の問題が焦点となっており、政府はeコマース上での違法取引や健康被害を及ぼす偽装品への対処を強化しています。
-
ウルグアイの元大統領ムヒカ氏が死去、享年89歳
2025-05-14 01:31
国際ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏が89歳で死去しました。ゲリラ出身でありながら、2010年から2015年まで大統領を務め、同性婚や妊娠初期の中絶合法化、大麻の合法化など革新的な政策を実現。大統領公邸に住まず質素な生活を貫いた姿勢と率直な発言で国民に愛されました。晩年も政治的影響力を持ち続け、若者に「希望を持て」と語るなど、社会正義の象徴としてその存在感を残しました。
-
陸上自衛隊と韓国海兵隊が初の合同訓練へ
2025-05-13 22:03
国際陸上自衛隊は6月にフィリピンで実施される多国間訓練「カマンダグ」において、初めて韓国海兵隊との共同訓練を実施すると発表しました。両国の防衛協力強化の一環で、日米韓三国の連携にもつながります。訓練では津波災害を想定し、救助活動や搬送などを行う予定です。