「環境」の記事一覧
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福島の除染土、首相官邸で再利用へ 安全性アピール
2025-05-27 21:38
環境日本政府は、2011年の原発事故後に除染された福島の土壌の一部を、首相官邸前の花壇などで再利用すると発表しました。これは放射線レベルが基準を下回る土壌の安全性を示す狙いがあります。政府は2045年までに最終処分地を確保する方針で、インフラ工事などへの再利用も検討中。ただし、過去には住民の反発で公園での使用計画が中止された経緯もあり、今後の動向が注目されます。
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廃ノートPCバッテリーで8年間自宅を電力供給
2025-05-27 07:36
環境フランスのDIY愛好家Glubux氏は、使用済みのノートパソコン用バッテリー1000本を再利用し、自宅を8年間にわたり電力供給してきました。彼は2016年からこのプロジェクトを開始し、バッテリーのセルを再生・組み直すことで、自作の蓄電システムを構築。太陽光パネルとの組み合わせにより、家庭の電力を完全にまかなうことに成功しています。リサイクルと創意工夫の融合が、持続可能な生活の可能性を示しています。
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リサイクルされないソフトプラスチックの現実
2025-05-26 08:47
環境イギリスのNGOが調査した結果、大手スーパーのソフトプラスチック回収スキームで集められた包装のうち、目的地が判明している分の70%がリサイクルされず焼却されていたことが判明しました。残りの多くはトルコで低価値製品に再加工されました。環境団体は、これらの取り組みが消費者を誤解させると指摘し、プラスチック生産の40%削減を求める声が上がっています。真の解決策として、再利用可能な包装への移行が提案されています。
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豪州で洪水被災の農家に空から支援物資
2025-05-25 04:25
環境オーストラリア東南部での洪水被害により、農家や住民が孤立する事態が続いています。ニューサウスウェールズ州では家畜用の飼料や医療支援を空輸する取り組みが行われ、1万人以上が家屋被害を受けたと推定されています。豪政府は気候変動による異常気象への対処を急務と認識しつつ、復旧と支援を進めています。
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豪州東部で洪水、5人死亡と1万軒損壊―復旧始まる
2025-05-24 05:13
環境オーストラリア東南部で発生した洪水により5人が死亡、1万軒以上が損壊し、政府は復旧活動を開始しました。特にニューサウスウェールズ州中北部での被害が深刻で、多くの住民が避難生活を続けています。洪水は連日の豪雨によって発生し、近年頻発する自然災害の背景には気候変動の影響が指摘されています。
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豪州東部の洪水で死者4人、数万人が孤立
2025-05-23 03:05
環境オーストラリア南東部で続いた豪雨により、洪水が発生し死者は4人に達しました。町が孤立し、家屋の損壊や家畜の流失が相次ぎ、約5万人が孤立状態にあります。政府は救援物資の供給を急ぎ、アルバニージ首相も被災地を訪問予定です。洪水の影響で100校以上が閉鎖され、電力も停止。今後も河川の氾濫が懸念されています。住民には衛生・電気の危険に注意するよう呼びかけられています。
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歩行者の楽園・イドラ島に違法車両が増加
2025-05-22 23:05
環境ギリシャ・イドラ島では、原則としてすべての車両の通行が禁止されていますが、実際には自動車やバイクが多数放置されており、住民や訪問者から批判の声が上がっています。市長はインフラ工事のため一時的な車両利用を認めていると釈明しましたが、法の形骸化や景観破壊への懸念は根強く、文化財保護の観点からも対応が求められています。
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2025年のハリケーン、平年より多い予測
2025-05-22 18:21
環境米海洋大気庁(NOAA)は、2025年の大西洋ハリケーンシーズンが平年よりも活発になると予測しています。最大で19の命名された嵐と5つの強いハリケーンが発生する可能性があります。連邦緊急事態管理庁(FEMA)の縮小方針が続く中、災害対応能力に懸念が高まっており、ルイジアナ州などでは連邦支援の減少が大きな影響を及ぼす可能性があります。
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福岡空港で天ぷら油由来のバイオ燃料が始動
2025-05-22 06:49
環境福岡空港では、日本航空が使用済みの天ぷら油から精製されたバイオ燃料で地上車両を運用する試験を開始しました。この燃料は従来の軽油の2倍の価格ながら、植物由来のためCO₂排出は実質ゼロとされます。現時点で7台の車両に使用されており、今後の拡大とコスト削減が期待されています。サステナビリティへの意識が高まる中、航空業界でも地上設備からの脱炭素化が進められています。
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豪州東部で洪水被害拡大、5万人が孤立
2025-05-22 03:35
環境オーストラリア東部で豪雨による洪水が深刻化し、約5万人が孤立状態に陥っています。ニューサウスウェールズ州では4か月分の降水が2日間で降り、住宅が浸水し住民が屋根に避難するなどの被害が発生。死者1人が確認され、複数の行方不明者も出ています。異常気象の頻発が背景にあり、州政府は大規模な救援活動を展開しています。
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EPA予算削減に民主党が猛反発「国民の命を危険に」
2025-05-21 21:38
環境トランプ政権のEPA予算半減提案をめぐり、EPA長官と民主党上院議員の間で激しい応酬が展開されました。民主党は、予算削減が空気・水質の悪化を招き、がん患者の増加に直結すると批判。Zeldin長官は無駄の排除と経済促進を主張する一方、民主党は化石燃料業界との癒着を非難しました。環境と健康をめぐる攻防が、政党間対立の象徴となっています。
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豪州東部で記録的豪雨、屋根上に取り残される住民も
2025-05-21 05:52
環境オーストラリア東部で記録的な豪雨が発生し、ニューサウスウェールズ州では2日間で平年4か月分の降雨が観測されました。タリーでは1929年の記録を上回る洪水が発生し、多くの住民が屋根の上に取り残されました。緊急対応が続く中、気象庁は今後もさらなる降雨を警戒しています。
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AIのエネルギー消費、知られざる全体像
2025-05-20 10:07
環境AIの利用拡大に伴うエネルギー消費と炭素排出の実態に迫った調査報告です。個々のチャットや画像生成はわずかな消費でも、累積すると膨大なエネルギーが必要になります。2028年には米国のデータセンターの電力の半分以上がAI向けになるとされ、電力網や電気料金への影響も懸念されています。特に非公開モデルでは詳細な消費量が明らかにされておらず、透明性の欠如が課題です。AIの急成長がもたらす環境負荷に警鐘を鳴らしています。
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気候変動が引き起こす「火災気象」の増加
2025-05-20 09:00
環境気候変動の影響で、アメリカ各地で火災の拡大を助長する「火災気象」が増加しています。1973年から2024年の間に南西部では平均37日、西部では21日増加し、従来の火災シーズンが一年中に及ぶ地域も出ています。特にテキサスやカリフォルニアでは影響が顕著で、火災対応の負担も増大しています。人間活動が87%の火災の発生源とされ、今後の気象条件次第で大規模火災のリスクが高まる見通しです。
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中西部を襲う竜巻と嵐の脅威
2025-05-20 04:44
環境米国中部で複数の州にわたり、致命的な竜巻や洪水を伴う嵐が発生しています。ケンタッキー州ロンドンでは、住民たちが壊滅的な被害を受けた住宅地の復旧作業にあたっています。今後もテキサス、オクラホマ、アーカンソー州で悪天候が続く見通しで、さらなる被害が懸念されています。気候変動による極端気象の影響が指摘されています。
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バイオ燃料混合ガソリン、2028年度に一部導入へ
2025-05-19 21:30
環境日本政府は2028年度から一部地域で自動車用にバイオ燃料を混合したガソリンの供給を開始する方針を明らかにしました。2030年度の本格導入を目指し、対象地域や安全性、流通体制の検証を進めます。バイオ燃料はトウモロコシなどの植物由来で、CO2排出削減を目的としていますが、濃度が20%に達する場合は車両対応や安全性の検証が必要とされています。
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Seagate、HDDはSSDよりも環境に優しいと主張
2025-05-19 08:45
環境Seagateのレポートによると、SSDは1TBあたりのカーボンフットプリントが最も高く、HDDが最も環境負荷の少ないストレージ媒体であるとされています。データセンターの電力需要が急増する中、エネルギー効率やライフサイクル管理、業界全体での責任共有が求められています。同社は新技術「Mozaic 3+」を導入し、容量効率を高めつつ炭素排出を削減。ストレージ選定は、コストと環境負荷の両立が今後の鍵とされています。
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Modvion、木製風力タワーで持続可能な発電へ
2025-05-19 07:58
環境Modvionは、再生可能エネルギー大手Enel Green Powerと連携し、木材を活用した風力発電タワーの導入を進めています。金属に代わる持続可能な構造材料として注目される木製タワーは、二酸化炭素の削減と地元経済の活性化を同時に促進。このパートナーシップは、Modvionのグローバル展開にとって重要な一歩とされています。
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PG&Eに見切りをつけて自前の太陽光発電システムを構築
2025-05-18 18:07
環境カリフォルニア州のPG&Eによる度重なる料金値上げに不満を抱いた著者が、自宅に太陽光発電と蓄電池を導入した体験記です。自己設計・設置によって総費用を抑えつつ、電力会社への依存を大幅に削減。設置に伴う行政手続きや設備選定、配線、運用方法まで詳細に紹介されています。NEM3による売電単価の低下や停電リスクへの備えも考慮し、システム構築の重要性が語られています。
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アルゼンチン農業地帯で豪雨、数千人が避難
2025-05-17 20:37
環境アルゼンチン・ブエノスアイレス州北部で豪雨により深刻な洪水が発生し、数千人が避難しました。主要農業地域であるこの地域では、24時間で260mmを超える降雨も記録され、バスが立ち往生するなどの被害も発生。大豆やトウモロコシなどの収穫遅延が懸念されており、世界的な食料供給への影響も危惧されています。