中国製x86 CPU、KX-7000の実力とは
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科学・技術中国のZhaoxinが開発したx86 CPU「KX-7000」は、新アーキテクチャ「Century Avenue」を採用し、前世代のLuJiaZuiと比べて大幅な性能向上を果たしました。4命令幅のアウトオブオーダー実行に対応し、最大3.5GHzのクロックで動作。AVX2にも対応しつつ、内部では依然として制限の多い構成となっており、キャッシュ帯域や分岐予測性能に課題があります。SPECベンチマークではAMDのBulldozerと同程度の性能を示す一方で、メモリレイテンシやマルチスレッド性能では今後の改良が期待されます。Zhaoxinは中国国内向けに西側依存からの脱却を図る国家的プロジェクトの一環として、徐々に競争力を高めています。