「デバッグ」の記事一覧
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Undoのタイムトラベルデバッガーでバグ解決を加速
2025-05-23 20:22
科学・技術UndoはLinux向けのタイムトラベルデバッガーで、プログラムの実行履歴を記録・再生し、任意の時点に戻ってバグの原因を追跡できます。GDB互換で学習コストが低く、CLionやVS Codeにも対応。記録データは移動可能で、チームでの共有やCI環境での活用も可能。SAPやCadenceなども採用しており、複雑なマルチスレッド環境やメモリ破損、競合状態の解析にも有効です。
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エミュレータの黒画面バグを12年越しに解決
2025-05-15 14:31
IT・ネットWindows 7以降で発生していた68k Macエミュレータ「Basilisk II」の黒画面バグについて、原因はホストOS上でのROMとRAMのメモリアドレスの順序に起因していたことが明らかにされました。ROMのアドレスがRAMより下になると、Macエミュレータ内部のスロットマネージャが誤作動し、ビデオドライバが読み込まれず黒画面になるという問題です。著者はこの問題を修正し、Basilisk IIは安定動作するようになりました。
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ロジックエラーを見逃さないJava単体テストの実践法
2025-05-07 12:27
IT・ネットJava開発におけるロジックエラーは、構文的には正しくても業務要件と乖離した結果を招く厄介な不具合です。この記事では、単体テストをデバッグ手法として活用することで、ロジックエラーの早期発見と修正を可能にする方法が解説されています。境界値や状態変化、回帰テストなどの具体的なテクニックに加え、AIによるテスト自動生成支援も紹介され、テストが品質保証だけでなく不具合分析にも有効であることが強調されています。
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AIとWinDBGが切り拓くクラッシュ解析の未来
2025-05-05 05:11
IT・ネットソフトウェア開発の進化に比べ、クラッシュ解析は古典的なツールに依存し続けています。この記事では、GitHub CopilotとWinDBGを組み合わせ、AIと自然言語でクラッシュダンプを解析できる新手法「mcp-windbg」を紹介。AIがWinDBGのコマンド出力を解釈し、開発者の質問に文脈を踏まえて回答することで、クラッシュ解析の効率と理解度が大きく向上します。記事では、MCPプロトコルの役割や実装方法、導入手順についても詳しく解説しています。