「EU」の記事一覧
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カナダとトランプの防衛構想を巡る対立
2025-05-28 00:23
国際トランプ大統領は、カナダが「ゴールデンドーム」と呼ばれるミサイル防衛構想への参加を望んでいると主張。カナダ首相カーニーは、EUとの防衛協力強化を目指しつつ、アメリカの51番目の州になる意志はないと明言。英国王チャールズ3世は、カナダ議会での演説でカナダの主権を強調。両国の防衛方針を巡る緊張が高まっている。
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EU関税発動、トランプ大統領が7月9日まで延期
2025-05-26 05:03
経済トランプ大統領は、欧州連合に対する50%の関税発動を7月9日まで延期すると発表しました。フォン・デア・ライエン欧州委員長との電話協議を受けた決定で、双方は真剣な交渉再開を約束しました。関税措置をめぐっては、米欧双方に深刻な経済影響が予想されており、ドイツ財務相も「挑発でなく真摯な対話を」と訴えています。トランプ氏はEUに対し、従来から強硬な姿勢を取っており、今後の交渉の行方が注目されます。
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EU関税を7月まで猶予、トランプ大統領が発表
2025-05-25 23:05
経済トランプ大統領は、EUからの輸入品に対する50%の関税を7月まで一時停止すると発表しました。先週は、交渉が行き詰まっているとして6月から関税を導入する方針を示していましたが、欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長からの要請を受け猶予を決定。今回の動きにより、6000億ドル超の商品が対象となる可能性があった貿易戦争の再燃は一時的に回避されました。今後の米EU間の交渉の行方が注目されます。
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ポーランド大統領選決選投票へ、2候補が大規模集会
2025-05-25 21:27
政治ポーランドでは6月1日の大統領選決選投票を前に、親EU派のワルシャワ市長トシャコフスキと保守派の歴史家ナヴロツキが、それぞれ大規模な集会を開催しました。トシャコフスキは包括的な社会と経済発展を訴え、ナヴロツキは伝統的価値の回復を主張。両者の支持層は明確に分かれており、選挙の行方は不透明です。投票結果はポーランドの将来像を大きく左右する可能性があります。
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トランプ大統領、EU製品に50%関税を警告
2025-05-23 20:42
経済トランプ大統領は、欧州連合(EU)からの輸入品に50%、スマートフォンには25%の関税を課す方針を示しました。iPhoneをはじめとする製品を米国で生産しなければ課税対象とする構えで、企業に圧力をかけています。この強硬姿勢は市場に不安をもたらし、株価は下落。米国の通商政策の予測不可能性が、企業の経営判断に影を落としています。
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EUと英国、対ロシア追加制裁を発表 米国の動きを待たず
2025-05-20 21:42
国際EUと英国は、ロシアの「影の石油艦隊」や制裁逃れを支援する金融機関を対象にした新たな制裁を発表しました。米国はトランプ大統領の電話会談後も制裁に動いておらず、欧州は独自に圧力強化を図る姿勢を鮮明にしています。制裁の焦点はロシア産原油の価格上限の厳格化と制裁回避手段の封じ込めにあります。ウクライナのゼレンスキー大統領も歓迎の意を表明し、欧米の結束が改めて問われています。
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ルーマニア大統領選で親EU候補が勝利、欧州との結びつき強まる
2025-05-19 21:37
国際ルーマニアの大統領選で親EU派のニクショル・ダン氏が極右候補ジョージ・シミオン氏に勝利し、西欧志向が確認されました。ダン氏は不動産開発の違法に反対する市民活動家出身で、政治腐敗や格差への対策を公約。高い投票率と欧州在住の移民票が勝因となりましたが、国内には依然として反体制的な不満も根強く残っています。
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英EU関係が改善、新たな貿易・防衛協定で合意
2025-05-19 21:36
国際英国とEUは、貿易や防衛協力に関する新たな協定に合意しました。離脱から5年を経て、関係改善が進展しています。貿易の円滑化、若者の交流促進、共同防衛融資などが盛り込まれ、英首相は「英国が世界の舞台に戻った」と強調。一方、保守派や離脱支持者からはEU規制への回帰と批判も出ています。
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英首相スターマー、EUと首脳会談で関係再構築へ
2025-05-19 03:25
国際イギリスのキア・スターマー首相は、Brexit以降初となるEU首脳との会談をロンドンで開催し、安全保障・防衛分野での新たな協力関係構築を目指しています。漁業権や若者の移動スキームなど、対立点も残るものの、経済・国境管理面での前向きな関係強化が狙いです。スターマー氏はEUとの協調姿勢を示しつつ、保守派の批判も意識し慎重な姿勢を保っています。
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ポーランド大統領選、親EU候補が僅差でリード
2025-05-18 21:42
政治ポーランド大統領選の第1回投票で、与党・市民連合のトシャコフスキ候補が僅差でトップに立ちました。民族主義政党PiSが支援するナヴロツキ候補と6月1日に決選投票で対決する見通しです。選挙の結果は、EUとの連携を重視するトゥスク政権の政策推進に大きく影響します。大統領がPiS寄りの候補になれば、現政権の法制度改革が阻まれる可能性もあります。
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ルーマニア大統領選、親EU候補が極右候補を破る
2025-05-18 21:42
政治ルーマニア大統領選の決選投票で、親EU派のブカレスト市長ニクショル・ダン氏が極右のシミオン氏を破って当選しました。総投票数の54.3%を獲得し、ルーマニアの西欧寄り路線継続が決まりました。投票では偽情報やロシアの影響も指摘され、選挙の公正性が注目されました。シミオン氏は敗北を認めつつ不正を主張しています。
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EU、TikTokに広告の透明性欠如で違反警告
2025-05-15 21:38
IT・ネット欧州連合(EU)は、TikTokが広告の透明性を欠いているとして、デジタルサービス法(DSA)違反の疑いで正式な指摘を行った。TikTokは、広告の出稿者、対象ユーザー、広告内容の情報提供が不十分であり、選挙干渉や詐欺広告の検出が困難になるとされる。違反が確定すれば、全世界売上高の最大6%の罰金が科される可能性がある。
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トランプ大統領「EUは中国より厄介」
2025-05-12 15:08
政治トランプ大統領は記者会見で、欧州連合(EU)を「多くの点で中国よりも厄介」と批判しました。医薬品価格や貿易不均衡を理由に挙げ、EUとの通商関係を見直す姿勢を強調しました。特に自動車輸出入に関する不均衡に不満を示し、関税の引き上げも示唆しています。米国とEUの緊張関係がさらに高まる可能性があります。
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ルーマニアでEU支持の大規模集会、右派台頭に危機感
2025-05-09 21:05
国際ルーマニアでは、欧州連合(EU)支持を訴える大規模な市民集会が全国で行われました。背景には、反EU姿勢を掲げる極右候補ジョージ・シミオン氏が大統領選の決選投票でリードしていることへの懸念があります。市民らは「ロシアに屈しない」「未来志向の政治を」と訴えました。シミオン氏が当選すれば、ルーマニアの国際的孤立やNATOの東方防衛にも影響が出る可能性があると懸念されています。
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米英間の貿易協定、貿易戦争の緊張緩和へ一歩
2025-05-09 09:00
経済米国と英国が新たな貿易協定を締結したが、英国製品に対する10%の関税は維持されるなど、貿易摩擦の完全な解消には至っていない。トランプ政権は他国との交渉にも応用可能な枠組みを提示したが、英国より複雑な関係を持つ中国やEUとの交渉は困難が予想される。協定は医療やデジタル課税など敏感な分野には踏み込んでおらず、実質的な関税削減も限定的である。
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EU、対米報復関税リストを公表しWTO提訴へ
2025-05-08 21:38
経済EUは、トランプ前大統領による報復関税に対抗し、最大1,070億ユーロ相当の米製品に対する関税リストを公表しました。航空機や自動車部品、酒類などが対象とされ、WTOへの提訴手続きも進められています。EUは交渉による解決を目指す姿勢を示しつつ、米国の一方的措置に強い懸念を示しています。
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欧州と支援団体、イスラエルのガザ支援計画を批判
2025-05-07 21:48
国際イスラエルがガザ地区での人道支援物資の配布を民間業者に任せる計画に対し、欧州諸国と支援団体が強く反発しています。イスラエルは支援物資がハマスに渡らないよう、安全地帯を設けたうえで住民の移動を促していますが、国連や人道団体はこの手法を「人道原則に反する」と批判。EUも「支援は政治や軍事目的に利用されるべきでない」と表明し、国際的な議論が続いています。
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EU、米の研究資金凍結を受け研究者誘致へ
2025-05-06 04:30
科学・技術トランプ政権が多様性関連の研究資金を凍結したことを受け、EUは研究者をヨーロッパへ誘致するための大規模な助成金制度を発表しました。マクロン大統領とフォンデアライエン欧州委員長は、科学の自由と多様性の価値を強調し、欧州を研究者の拠点とする意向を示しました。米国の研究政策への懸念から、世界の研究環境に大きな影響を与える動きです。
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ルーマニア首相、極右候補の大統領選首位受け辞任
2025-05-05 20:52
政治ルーマニアのマルセル・チョラク首相は、極右政党AURのジョージ・シミオン氏が大統領選の第1回投票で約41%の得票を得て首位に立ったことを受け、辞任を表明しました。これにより、与党連合は事実上解消され、閣僚は新たな多数派が形成されるまで暫定的に職務を継続します。シミオン氏の勝利は、EUやNATOとの関係に影響を及ぼす可能性があり、国内外で懸念が広がっています。