「発明史」の記事一覧
-
ガラスの棺で死者を保存?1903年の奇抜な発明提案
2025-05-02 22:28
文化・芸術1903年、ロシア出身の発明家ジョセフ・カルウォスキーは、遺体を透明なガラス立方体に封入するという奇抜な方法で死者を保存する特許を申請しました。遺体に水ガラスを塗布し、乾燥後に溶融ガラスで覆うという内容でしたが、実用化はされず、科学雑誌に風刺的に紹介されるにとどまりました。20世紀初頭には他にもガラス製棺の試みが見られましたが、いずれも腐敗防止には限界があり、結果的には実用化されませんでした。これらの試みは、人々の死と腐敗への根強い恐れを映し出しています。
Page 1 / 1