「インフラ」の記事一覧
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仏南部でまた大規模停電、放火の疑いで捜査
2025-05-25 21:27
社会フランス南東部の都市ニースで、電力施設への放火とみられる事件により約4万5千世帯が停電しました。カンヌでは前日にも同様の事件が発生しており、捜査当局は組織的な犯行の可能性を視野に入れています。アナーキストを名乗るグループが犯行声明を出しましたが、警察は真偽を確認中。ニース市長は警戒を強化し、重要インフラの保護を求めています。
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AI産業革命の幕開け:OpenAIのStargate構想
2025-05-22 22:53
経済OpenAIが進める「Stargate」は、AIを単なるソフトウェアではなくインフラ産業と位置づけ、900エーカーの敷地と1.2ギガワットの電力を要する巨大施設をテキサス州アビリーンに建設。目的は汎用AI生産のための垂直統合型産業スタックの構築です。土地、電力、半導体、API流通までを掌握するこのプロジェクトは、クラウドからエネルギー主導の産業構造への転換を示唆。国家戦略や資本市場にも大きな影響を与える可能性があります。
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全米で最も優れた都市公園システムはワシントンD.C.
2025-05-21 04:01
ライフスタイル非営利団体TPLによる2025年のParkScore指数で、ワシントンD.C.が全米で最も優れた都市公園システムに選ばれました。評価は面積、アクセス、設備、投資、平等性の5つの観点から行われ、D.C.は特にアクセスと投資面で高得点を獲得。次いでカリフォルニア州アーバインとミネアポリスがランクイン。2024年には122億ドルが全米の公園に投資され、住民の76%が徒歩10分以内に公園へ行けるようになりました。今後はパンデミック時の連邦資金の継続が課題となっています。
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フィンランド、鉄道を標準軌に転換へ
2025-05-20 07:40
国際フィンランド政府は、現行のロシア規格(1,524mm)から欧州標準軌(1,435mm)への鉄道インフラの転換を発表しました。これはEUおよびNATOとの一体化を進め、地域の安全保障と軍事機動性を強化するための戦略的決定です。計画は北部のオウル近郊から始まり、数十年をかけて9,200km以上の路線が対象となります。建設費は数十億ユーロに上り、EUからの資金支援も期待されています。
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琵琶湖疏水が初の近代国家的インフラとして国宝に
2025-05-17 16:36
文化・芸術130年以上前に建設された琵琶湖疏水が、日本で初めて近代土木施設として国宝に指定される見通しです。南禅寺の水路閣や蹴上インクラインなど計5地点が対象で、明治時代に日本人技術者の手で設計・建設された点が評価されています。文化的価値に加え、現在も京都の水道や観光に活用されており、京都復興に貢献した象徴的なインフラとされています。
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デンバー空港で一時通信障害、FAAが調査
2025-05-15 16:44
社会デンバー空港の航空交通管制センターで、5月13日に約90秒間の通信障害が発生し、連邦航空局(FAA)が調査を進めています。一部報道では、最大6分間管制と連絡が取れなかった航空機も存在したとされ、航空機が200ノットで飛行していた場合、20マイル以上も管制と接触できなかった計算になります。背景には人員不足と老朽化したインフラがあり、全米の主要空港でも同様の問題が発生しています。
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Starcloud、宇宙空間にデータセンターを構築へ
2025-05-13 20:13
科学・技術スタートアップ企業Starcloudは、宇宙空間にデータセンターを構築するプロジェクトを発表しました。初号機は来年打ち上げ予定で、搭載されるGPU性能は従来の100倍に達する見込みです。将来的にはギガワット級スケールを目指し、地上の電力・水資源の制約や規制を回避しながらAIモデルのトレーニングを継続可能にする計画です。スペースXやエアバスの経験者らが中核メンバーとして参画しています。
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貨物輸送を変える「ローリングハイウェイ」
2025-05-13 10:27
経済ローリングハイウェイとは、トラックを鉄道に載せて輸送する「ピギーバック輸送」の一形態で、欧州を中心に環境負荷の軽減や効率化を目的に導入が進められています。国ごとのインフラ差により技術的課題もありますが、オーストリアやスイス、フランス、インドなどで実績があり、専用車両とターミナルによる運用が確立されています。今後の輸送効率化と環境対策の鍵として注目されています。
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Slackに障害発生、一時的な接続不具合が報告
2025-05-12 22:28
IT・ネットSlackにて突如接続不良が発生し、多くのユーザーがメッセージの送信やスレッドの読み込みができない状況に陥りました。ダウンディテクターやSlackのステータスページにも問題が報告され、FastmailやClaudeなど他のサービスにも影響が出ているとの声もあります。投稿者らは復旧状況を確認しつつ、コミュニティ内でリアルタイムの状況共有を行っていました。現在は復旧傾向にあるものの、根本原因は明らかにされていません。
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2038年問題に警鐘、Epochalypse Projectが始動
2025-05-11 10:08
科学・技術2038年1月19日、Unix時間の32ビット上限により、多数の埋め込みシステムが誤作動を起こす懸念があります。医療機器やインフラ、金融システムなど広範囲に影響が及ぶ可能性があり、NTPの脆弱性を悪用した攻撃リスクも指摘されています。対応にはシステムの更新や脆弱性の可視化が不可欠であり、有志が立ち上げたEpochalypse Projectが啓発と技術的対応の中核を担っています。時間は限られており、今こそ行動が求められています。
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世界で最も価値ある資源は「摩擦」かもしれない
2025-05-09 01:45
社会本記事は、デジタル世界では摩擦が取り除かれる一方で、現実世界ではその摩擦が集中し、さらに富裕層向けには摩擦がデザインとして消費されている現状を論じています。教育、インフラ、AI、孤独、そして経済の分断といったテーマを通じて、摩擦がどこへ移動しているのかが描かれます。見た目の効率の裏で、摩擦は社会的・経済的に再分配され続けているという現代の構造を指摘しています。
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Mycoria:自由で安全なオーバーレイネットワーク
2025-05-08 05:40
IT・ネットMycoriaは、自由な接続性とプライバシーを重視したオープンで安全なオーバーレイネットワークです。エンドツーエンドの暗号化やスマートなルーティングを特徴とし、既存のインフラと互換性があります。現在は小規模な運用が可能で、将来的な拡張が期待されています。
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廃坑崩落の仕組みとその影響
2025-05-06 18:38
環境ニュージャージー州で相次ぐ道路陥没の原因が、100年以上前に放置された地下鉄鉱跡にあることが明らかとなり、米国各地で問題視されています。地下採掘により生じた空洞は、経年劣化や地下水の影響で崩壊の危険が高まり、道路や建物の沈下、破損など深刻な被害をもたらします。さらに地表の権利と鉱物権の分離や、採掘後の適切な記録管理の欠如が、対策を困難にしています。現在は予測・測定・修復技術が進展していますが、過去のツケがいま顕在化しています。
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イベリア半島の大規模停電とネットトラフィックの影響分析
2025-05-05 12:29
IT・ネット2024年4月28日にイベリア半島で発生した大規模停電は、スペインとポルトガルのインターネットトラフィックに大きな影響を与えました。AkamaiのmPulseデータによると、デスクトップからの通信が約80%減少した一方で、モバイル通信は40%減に留まり、ユーザーの多くがモバイル端末を利用していたことがわかります。政府・ニュース・食品安全関連サイトへのアクセスが急増し、家庭用ネットワークの代替として携帯回線の利用が増加しました。
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京都の道路陥没、老朽水道管が原因
2025-05-01 11:52
地域京都市中心部の国道1号で老朽化した水道管が破裂し、道路が陥没、周辺が浸水する大規模な事故が発生しました。道路は2メートル幅で陥没し、地下駐車場や住宅にも浸水。問題の管は65年前に設置され、近くに新設管があるものの未撤去でした。復旧作業が進む一方で交通規制は継続中。全国的にも老朽インフラの問題が深刻化しています。
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東海道新幹線、蛇の接触で停電発生
2025-04-30 23:44
社会東海道新幹線で4月30日、岐阜県内の設備に蛇が接触したことが原因で停電が発生し、最大1時間半の運行遅れが生じました。動物による接触事故は日本各地で散発的に発生しており、電気設備への侵入を防ぐ対策の必要性が改めて浮き彫りになっています。
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OSLが資金難で閉鎖の危機
2025-04-30 18:51
IT・ネットオレゴン州立大学のオープンソースラボ(OSL)は、企業からの寄付減少により運営資金が不足し、今年中の閉鎖が迫られています。大学からの支援も限界に達し、OSLは25万ドルの資金を至急確保する必要があります。これにはスタッフや学生の給与、運営費が含まれます。OSLは22年間で500以上のオープンソースプロジェクトにホスティングを提供し、130名以上の学生を育成してきました。現在もDrupalやDebianなど多数のプロジェクトにインフラを提供しており、技術コミュニティにとって重要な拠点です。
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AIで水道管老朽化を予測、日本の自治体で導入進む
2025-04-30 16:29
科学・技術埼玉県八潮市での道路陥没事故を契機に、老朽化する水道インフラの監視にAIを活用する自治体が増加。東京のスタートアップ企業が開発したシステムは、衛星データや漏水履歴、地形情報などをもとにリスクを五段階で可視化し、点検の効率化とコスト削減を実現。老朽インフラの維持管理を支える新技術として注目されている。
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AI System Targets Aging Infrastructure Risks
2025-04-30 16:29
科学・技術埼玉県八潮市の道路陥没事故を契機に、日本各地で老朽化した上下水道インフラのリスク対策が注目され、AIによる管路の危険度可視化システムが導入。衛星データや過去の漏水履歴をもとに、危険エリアを色分け表示し、自治体の迅速な点検と維持管理を支援。コストと時間の削減にも貢献している。
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スペイン・ポルトガルで大規模停電、非常事態宣言
2025-04-28 10:50
国際スペインとポルトガルで発生した大規模停電により、交通機関を中心に大混乱が続いている。スペイン政府は非常事態を宣言、復旧作業が進められているが完全復旧には時間がかかる見通し。