「オープンソース」の記事一覧
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Ruby製GUIフレームワーク「Hokusai」
2025-05-09 16:01
IT・ネットHokusaiは、Rubyでデスクトップアプリケーションを構築するためのバックエンド非依存のリアクティブUIフレームワークです。RaylibやSDL2をバックエンドとして選べるほか、xmakeを使用してビルド管理を行い、tree-sitterによるテンプレート解析やMarkdown対応も備えています。簡潔な構文と再利用可能なUIブロック設計により、効率的にGUIアプリを開発できます。オープンソースでPeer Production Licenseのもと公開されています。
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Hydra:Postgres上で動作するサーバーレス分析基盤
2025-05-09 15:24
IT・ネットHydraはPostgresと完全互換なオープンソースのサーバーレス分析プラットフォームで、スケーラブルな自動実行とキャッシュ機能、サブ秒レベルのレスポンスを提供します。列指向のストレージを採用し、大規模データ分析においても高速かつ予測可能なパフォーマンスを実現。BigQueryやSnowflakeのような体験を、Postgresの親しみやすさとともに享受できるのが特徴です。
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Sofie:NRKが採用するオープンソースのTV自動化システム
2025-05-09 13:18
IT・ネットSofieは、ノルウェーの公共放送局NRKが2018年から導入している、ウェブベースのオープンソースTV自動化システムです。スタジオやライブショーの自動化を目的としており、ユーザーフレンドリーなGUI、モジュール式のデバイス制御、MOSプロトコルやGoogleスプレッドシートとのデータ連携など、多機能な設計が特徴です。開発者向けのドキュメントやコミュニティサポートも充実しており、他の放送局やスタジオでも活用が期待されています。
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暗号化されたオンラインオフィス「CryptPad」
2025-05-09 11:37
IT・ネットCryptPadは、エンドツーエンド暗号化とオープンソースを特徴とするオンライン共同作業オフィススイートです。Google Docsの代替として、ユーザー登録不要で匿名のままドキュメントを共有・編集でき、Kanban、プレゼン、スプレッドシートなど多彩なツールを提供しています。ユーザーからは、プライバシー保護と使いやすさ、軽快な操作性が高く評価されており、教育機関や非営利団体にも幅広く利用されています。
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USENIX ATC、50年の歴史に幕
2025-05-09 03:18
科学・技術先端計算システムの研究者らの交流の場として50年間にわたり続いてきたUSENIX Annual Technical Conference(ATC)が、2025年7月をもって終了することが発表されました。ATCはUNIXの進化やオープンソース技術の発表の場として数々の歴史的瞬間を支えてきましたが、専門分野別の会議に分化が進み、参加者が減少。今後はUSENIX SecurityやOSDIなどの後継カンファレンスを軸に活動を継続していく方針です。
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Audiobookshelf:自宅で管理できるオーディオブックサーバー
2025-05-09 02:17
IT・ネットAudiobookshelfは、自宅のサーバーでオーディオブックやポッドキャストを管理・再生できるオープンソースのツールである。使いやすいウェブUIとモバイル対応、メタデータ管理機能を備え、個人の音声コンテンツコレクションを効率的に整理可能。Docker対応で導入も容易であり、プライバシーを重視したオーディオ体験を求めるユーザーに適している。
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Cogent Core: Goでクロスプラットフォームアプリを構築
2025-05-09 00:04
IT・ネットCogent Coreは、Go言語を使ってmacOS、Windows、Linux、iOS、Android、Web上で動作する2D・3Dアプリを単一コードベースで開発できるオープンソースフレームワークです。WASMを用いたWeb対応や、豊富なドキュメント、ライブサンプルが提供されており、開発効率と移植性の高さが特徴です。サポーターの支援を受けて活発に開発が続けられており、あらゆる環境でのGUIアプリ開発をシンプルにします。
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Void:オープンソースのCursor代替エディタ
2025-05-08 16:35
IT・ネットVoidは、オープンソースで開発されたAI対応コードエディタで、Cursorの代替として設計されています。コードベースに対するAIエージェントの操作や変更の可視化、任意モデルのローカルホストが可能です。データを保持せず、外部プロバイダへ直接メッセージを送信する点が特徴です。Visual Studio Codeをベースにしており、貢献ガイドやDiscordでの週次会議も用意されています。
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Pythonライブラリで米国内の高速ルーティングを実現
2025-05-07 23:51
IT・ネット「us-routing」は、米国の都市・郵便番号・座標を指定して高速経路探索ができるPythonライブラリです。北米道路データセットを基に、最短距離や最速時間を考慮したルート計算が可能で、ルートの距離や所要時間、通過州も取得できます。開発者は独自のルーティンググラフを構築でき、shapefileから地図データを読み込む機能も提供されています。pipやPoetryで簡単に導入でき、詳細なルートステップも出力されます。
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Rybbit:Google Analyticsのプライバシー重視のオープンソース代替ツール
2025-05-07 17:45
IT・ネットRybbitは、Google Analyticsの代替を目指して開発されたオープンソースのウェブ解析ツールで、GDPRやCCPAに準拠したプライバシー重視の設計が特徴です。ユーザー追跡やクッキーを使用せず、セッションやページビュー、離脱率などの基本指標に加え、リアルタイム分析やカスタマイズ可能な目標・ファネル・地理的解析機能も搭載しています。直感的なUIで数分で導入可能です。
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Rust製の高速Python型チェッカー「ty」、GitHubで開発中
2025-05-07 17:32
IT・ネット「ty」はRustで書かれた高速なPython型チェッカーおよび言語サーバで、現在プレリリース段階にあります。開発はRuffリポジトリで行われており、安定性や機能の充実に向けた取り組みが進められています。MITライセンスで提供され、コントリビューションも歓迎されています。型安全性の高い開発を重視するPythonユーザーや、Rustベースのツールに関心のある開発者に注目されています。
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Kindle Comic Converter:電子書籍リーダー向けマンガ変換ツール
2025-05-07 15:26
IT・ネットKindle Comic Converter(KCC)は、KindleやKobo、ReMarkableなどの電子書籍リーダー向けにマンガやコミックを最適化して変換するオープンソースツールです。入力はフォルダやCBZ、CBR、PDFなどに対応し、出力形式はMOBI、EPUB、KEPUB、CBZなどから選択可能です。画面サイズに合わせたリサイズやガンマ補正、余白除去などの画像処理を行い、eInkデバイスでの視認性を向上させます。GUIおよびCLIの両方で操作でき、多数のデバイスプロファイルに対応しています。
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UnityがVLC連携アセットを排除、OSSとの矛盾が露呈
2025-05-07 12:33
IT・ネットUnityは2023年、オープンソースVLCとの連携アセットをUnity Storeから排除し、配布元アカウントを一方的に停止しました。開発者はLGPLコードの除去提案も行いましたが、Unityは復帰を拒否。これに対しUnity自身がLGPL依存のコードを使用している点が問題視されています。現在、開発元はVideolabs Storeでアセットとコンサルティングサービスを提供し、オープンソースの持続可能な利用と企業向けサポートを目指しています。
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Zed:最速のAIコードエディタがオープンソースで登場
2025-05-07 06:38
IT・ネットZedはRust製の高速コードエディタで、新たにAIエージェント機能を搭載。エージェントはコードベースを検索し、ユーザーの指示に応じて変更を提案・実行できます。オープンソースであり、プライバシー保護を重視し、AIとのやり取りは保存されません。使用モデルの選択やローカル実行も可能。非AI機能は無料、AI機能はAPIキー持ち込みまたは月額プランで利用できます。Zedは将来的にWindows対応も予定し、より高度なデバッガやAI連携機能の追加も視野に入れています。
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名作インディーゲーム『VVVVVV』のソースコード公開
2025-05-06 23:22
文化・芸術2010年に発売されたインディーゲーム『VVVVVV』のソースコードがGitHub上で公開。開発者Terry Cavanaghによるもので、音楽はMagnus Pålssonが担当。2.0ではC++に移植され、2.2ではSDL2やSteam対応が加えられるなど、様々な開発者の協力を得て進化。非営利の個人利用に限り、自由にコンパイルして遊ぶことができ、オープンソースによるゲーム保存や研究にも貢献している。
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ACE-Step、音楽生成の新たな基盤モデルとして登場
2025-05-06 20:38
科学・技術ACE-Stepは、高速かつ高品質な音楽生成を可能にするオープンソースの基盤モデルです。DiffusionとTransformerを融合し、歌詞・メロディ・伴奏の整合性を保ちつつ、生成速度を大幅に向上。ラップ、ボーカルデモ、リミックスなど多彩な応用が可能で、音楽制作の現場に新たな創造性をもたらします。研究者やアーティスト向けのツールとして期待されています。
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Rust製のPOSIX互換シェル「brush」
2025-05-06 18:47
科学・技術「brush」はRustで実装されたPOSIXおよびbash互換のシェルで、LinuxやmacOSでの使用が可能です。bashスクリプトの多くが動作し、対話的な日常使用にも耐える性能を備えています。まだ完全な互換性はないものの、実用的な機能が豊富で、Rust学習やシステム開発者にとって魅力的な選択肢です。軽量で依存関係も少なく、AURやcargoで簡単に導入できます。
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AIによる粗悪な脆弱性報告に警鐘を鳴らすcurlの開発者
2025-05-06 17:07
IT・ネットcurlの開発者であるDaniel Stenberg氏は、AIによって生成された脆弱性報告の質の低さに対して強く批判し、HackerOneでの報告者に対してAIの使用有無の確認を義務付け、AIによる報告を即時排除する方針を打ち出しました。AIによる報告が妥当性を欠き、セキュリティチームへの負担や時間の浪費を生んでおり、まるでDDoS攻撃のようだと警告しています。オープンソースにおけるAI利用の是非が問われています。
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Ubuntu、Rust製sudo-rsを標準に採用へ
2025-05-06 11:22
IT・ネットUbuntu 25.10では、メモリ安全性を確保するRust製のsudo再実装「sudo-rs」がデフォルトに採用されます。この変更は、Canonicalが中核ソフトウェアの信頼性向上を図る一環であり、Trifecta Tech Foundationの支援のもと開発が進められています。今後のLTS版Ubuntu 26.04での採用も視野に入れており、既存ワークフローに影響を与えずに利用できるよう互換性確保も進められています。Rustによるシステムプログラミングへの移行が着実に進んでいます。
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GitHub Actionsの脆弱性と対策:最近の攻撃事例から学ぶ
2025-05-06 02:07
IT・ネットGitHub Actionsに対するサプライチェーン攻撃が近年発生し、悪意あるコードが拡散される事例が報告されました。特にUltralyticsやtj-actionsなどが狙われ、個人アクセストークンやシークレットの漏洩が発生しました。記事では、組織レベルの設定やセキュアなワークフローの構築、秘密情報の管理、第三者Actionsの選定基準など、セキュリティ強化の実践的ガイドを紹介しています。
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オープンソースVCU「ZombieVerter」、EV改造の救世主
2025-05-05 19:00
科学・技術ZombieVerterは、廃車から回収されたEV部品を制御するためのオープンソースVCU(車両制御ユニット)で、さまざまなメーカーや車種のモーター、充電器、BMSなどに対応する汎用的な制御基盤を提供する。CANやLIN通信、PWM出力を含む多様なI/O機能を備え、ウェブインターフェースから設定やデータ監視が可能。Nissan LeafやMitsubishi Outlander、Toyota/Lexusの部品を含めた広範な互換性があり、自作EVやレストモッドの制御を一手に担う柔軟な設計が特徴。
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PythonでReact風GUIを実現:tkintergalacticの紹介
2025-05-05 18:02
IT・ネットtkintergalacticは、PythonでTcl/Tkを宣言的に扱える軽量なGUIライブラリです。Reactのような仮想DOMを備え、型安全性が高く、Tcl/Tkの構造に密接に対応しているためデバッグが容易です。依存関係がなく、シンプルな構成で学習しやすい一方、機能はまだ限定的です。カウンターやToDoリストなどのサンプルコードが提供されており、GUIの構築方法を学ぶのに適しています。macOSではウィンドウの表示に一部問題があることも報告されています。
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Klavis AIが提供するMCP統合基盤
2025-05-05 15:52
IT・ネットKlavis AIは、AIアプリケーションとMCP(Multi-Component Programs)サーバーの統合を簡素化するためのオープンソース基盤です。堅牢な認証、100以上のツールとの統合、多様なAPIクライアントとの連携により、MCPの活用を加速します。自己ホスティング可能な構成と詳細な導入手順も提供され、開発者はわずか数分で本番環境に対応したシステムを構築可能。SlackやDiscordを通じた操作や、PandocやPostgresなどの機能拡張も備えています。
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“Git clone”では作れない開発チームの話
2025-05-05 14:39
IT・ネット本記事は、システムレベルのソフトウェア開発における深刻な人材不足と、その背景にある教育や文化の問題を掘り下げています。ハイパーバイザーやカーネル開発などの分野は、経験豊富な技術者が少なく、若い世代の関心も低下しているため、知識継承や継続的な開発が困難になっています。著者は、大学や研究機関との連携、貢献のハードルを下げる取り組み、Xenプロジェクトとの協業を通じて、次世代の育成と持続的な技術コミュニティ形成を目指しています。
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Bracket:自前で運用できるトーナメント管理システム
2025-05-05 14:20
IT・ネットBracketは、FastAPIとNext.jsで構築されたオープンソースのトーナメント管理システムです。シングルエリミネーション、ラウンドロビン、スイス式などの形式に対応し、複数のステージやグループ設定が可能。ドラッグ&ドロップで試合を調整でき、チームやプレイヤーの管理、クラブごとの大会作成、公開用ダッシュボードのカスタマイズなど多彩な機能を提供します。Dockerによる簡易導入が可能で、開発者向けのドキュメントも整備されています。
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トランプ政権関係者が使用する非公式Signalアプリの実態
2025-05-02 23:20
IT・ネット元米国家安全保障補佐官マイク・ウォルツが使用していたメッセージアプリ「TM SGNL」は、公式のSignalアプリを改変した非公式版で、暗号化された通信の平文を自動的に保存する仕組みを持つとされます。このアプリは企業向けに限定配布され、イスラエル出身の開発者によって運営されており、ライセンス違反の疑いもあります。記録された会話がクラウドなどに保存されている可能性があり、機密情報の漏洩リスクが懸念されています。
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GitHubリリースに特化したAndroidアプリ管理ツール
2025-05-02 23:10
IT・ネットGitDroidは、GitHubリリースで公開されたアプリを対象にしたサードパーティのAndroidアプリマネージャーです。Google Playを介さずにアプリを配信・管理できる利点があり、オープンソース開発者やニッチなアプリを利用したいユーザーにとって有益です。現時点では正式リリースはされていませんが、コードベースは公開されており、今後の展開が注目されます。
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BLAST:WebブラウジングAIの高速スケーリングエンジン
2025-05-02 17:42
IT・ネットBLASTは、OpenAI互換APIを通じてWebブラウジングAIを効率よく動作させる高性能な推論エンジンです。キャッシュや並列処理によってコストを抑え、リアルタイム性を保ちながら複数ユーザーに対応可能です。ローカル環境でも軽量に動作し、Webブラウザと連携するLLMの開発や運用に適しています。pip経由で簡単に導入でき、ストリーミング機能にも対応しています。
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GPT-2をWebGLでブラウザ実装
2025-05-02 15:21
IT・ネットオープンソースプロジェクト「gpt2-webgl」は、GPT-2の小型モデル(117M)の推論処理をWebGL2を用いてブラウザ上で実現する試みです。事前学習済みの重みをPythonスクリプトで取得し、GPUでの推論をJavaScriptで可能にします。トランスフォーマーブロックや注意行列の可視化機能も備え、機械学習の学習やデモ用途に適しています。MITライセンスで提供されています。
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Jujutsuで変わるバージョン管理の未来
2025-05-02 08:21
IT・ネット新しいバージョン管理ツール「Jujutsu(jj)」の導入により、開発者はGitに代わる柔軟かつ安全なワークフローを体験しています。jjはすべての編集を「変更」として扱い、インデックス不要で自動記録される点が特徴。rebaseやsquashなどの操作も安全かつ簡単に実行でき、履歴管理や変更の分離が容易です。また、Gitとの共存も可能で、既存のワークフローと併用できます。
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ドット絵RPGに触発された自作ピクセルアートエディタ
2025-05-02 03:39
IT・ネットOctopath Traveler IIの美麗なドット絵に感動した開発者が、自作のピクセルアートエディタを作成。基本的な描画機能や取り消し・やり直し機能を搭載し、シンプルで洗練されたUIを提供しています。今後はフレーム単位のアニメーション対応も予定。GitHubでソースコードを公開しており、ドット絵制作に興味のあるユーザーにとって創作の幅が広がるツールです。
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OpenEarable:カスタマイズ可能なBLE対応オーディオデバイス
2025-05-01 18:29
科学・技術OpenEarableは、LEAudioを使った音声ストリーミングやデータ取得が可能なウェアラブルデバイスで、オープンソースのファームウェアと専用アプリを備えています。BLEスキャナやSDカードフォーマットなど初期設定が必要ですが、Androidスマートフォンでの利用が想定され、FOTAには未対応です。教育や研究用途に適しており、高度なカスタマイズ性が魅力です。
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Redis、AGPLv3ライセンスでオープンソースに回帰
2025-05-01 15:56
IT・ネットRedisはバージョン8.0のリリースに伴い、OSI承認のAGPLv3ライセンスを採用し、オープンソースとしての立場を再確認しました。新たに導入されたデータ型「Vector Sets」や、Redis Stackの技術統合、30以上のパフォーマンス向上が特徴です。この変更は、開発者コミュニティとの信頼関係を強化し、オープンソースの精神を再び強調するものです。
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Linkwarden:チームで使えるオープンソースのブックマーク管理ツール
2025-05-01 12:28
IT・ネットLinkwardenは、ウェブページやドキュメントを収集・整理・保存できるオープンソースのブックマーク管理ツールです。自動でウェブページのスクリーンショットやHTMLを保存し、リンク切れを防ぎます。コレクションやタグでの整理、AIによるタグの自動生成、チームでの共同編集、プライバシーに配慮した設計など、多彩な機能を備えています。セルフホストも可能で、柔軟な運用が可能です。
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Linux初のディストリビューションを作った男、オーウェン・ル・ブラン
2025-05-01 10:28
科学・技術Linuxカーネルの作者としてリーナス・トーバルズが知られている一方で、最初のLinuxディストリビューション「MCC Interim Linux」を作成したのはオーウェン・ル・ブランでした。1992年に公開されたこのディストリビューションは、大学の授業用に短時間で複数台にインストールできるよう工夫されていました。Le Blanc氏は後にDebianへの移行を促し、大学でもLinuxを支援。彼の地道な貢献は、後のLinux普及の基礎となりました。
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Urtext:テキストで構築するオープンな知識管理ツール
2025-05-01 09:27
IT・ネットUrtextはプレーンテキストを用いたオープンソースの情報管理ツールで、メモ、ジャーナル、Zettelkasten、研究やドキュメント作成に適しています。Pythonで実装されており、自身を拡張するコードを記述できるなど高い柔軟性を持ちます。構文は可視的で、ノード同士を自由にリンク可能。ローカルファイルを扱い、UIは極小に抑えられています。クラウド不要でありながら、Gitなどで同期も可能。軽量ながら深い構造化が可能な点が特長です。
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OSLが資金難で閉鎖の危機
2025-04-30 18:51
IT・ネットオレゴン州立大学のオープンソースラボ(OSL)は、企業からの寄付減少により運営資金が不足し、今年中の閉鎖が迫られています。大学からの支援も限界に達し、OSLは25万ドルの資金を至急確保する必要があります。これにはスタッフや学生の給与、運営費が含まれます。OSLは22年間で500以上のオープンソースプロジェクトにホスティングを提供し、130名以上の学生を育成してきました。現在もDrupalやDebianなど多数のプロジェクトにインフラを提供しており、技術コミュニティにとって重要な拠点です。
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OpenPipe ART:LLMを自己強化学習で訓練
2025-04-30 15:35
IT・ネットOpenPipe ARTは、大規模言語モデル(LLM)のエージェント的動作を強化学習によって最適化するオープンソースのライブラリです。従来の強化学習と異なり、ARTは既存のコードベースに統合可能で、学習ループの複雑さはサーバ側で処理されます。ユーザーはエージェントの実行を通じて得た軌跡に報酬を与え、GRPOアルゴリズムでモデルを訓練できます。2048やTic Tac Toeなどのタスクもサポートし、Hugging FaceやvLLMに対応。現在アルファ版として開発が進められており、貢献も歓迎されています。
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Kexa.io、セキュリティ自動化OSSを公開、AIエージェントでSaaS展開へ
2025-04-30 13:04
IT・ネットフランスのEuratechで開発されたKexa.ioは、セキュリティおよびコンプライアンス確認を自動化するOSSツールを公開。CISベンチマークなどに基づいた構成チェックを簡単に定義・実行可能。今後はAI駆動のクラウドセキュリティ管理エージェントを搭載したSaaS版を2025年6月にリリース予定。AWS、GCP、Azureを対象とし、脆弱性への自動対応も視野に入れる。GitHubでの試用・評価が呼びかけられている。
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Elvish:強力なスクリプト言語兼インタラクティブシェル
2025-04-30 11:51
IT・ネットElvishは、強力なスクリプト言語としての機能と、対話的なシェルとしての使いやすさを兼ね備えたオープンソースプロジェクトです。LinuxやmacOSなど複数のOSに対応し、静的リンクされたバイナリとして提供。豊富なドキュメントとコミュニティサポートも魅力で、今後の発展が期待されます。ライセンスはBSDやEPLなど複数形態が採用されています。
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Beatsync:マルチデバイス同期対応の高精度Webオーディオプレイヤー
2025-04-29 17:32
IT・ネットBeatsyncは、ミリ秒単位の高精度で複数デバイス間の音声再生を同期させるWebオーディオプレイヤーです。NTPベースの時間同期ロジックを用いて、複数端末での一斉再生を可能にし、仮想リスニング空間を使った空間音響もサポートします。Next.jsやTailwind、Bunなどの最新技術を使った構成で、自己ホスティングにも対応。現在はChromeデスクトップ環境での動作が安定しており、開発初期段階ながら注目を集めています。
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AIが自分と議論する時代へ:「Chain of Recursive Thoughts」
2025-04-29 17:19
科学・技術「Chain of Recursive Thoughts(CoRT)」は、AIに自己反省と再考の能力を持たせるプロジェクトです。Mistral 3.1などの中規模モデルにおいても、再帰的に思考を深めることで回答精度が飛躍的に向上。具体的には、AIが初期回答を出し、それに対し代替案を複数生成・評価・選別するというサイクルを複数回繰り返します。コード生成や複雑な推論に特に効果的で、自己改善型のAI開発に大きな可能性を示しています。MITライセンスで自由に利用・拡張が可能。
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LlamaConで発表されたLlamaの最新機能
2025-04-29 17:17
IT・ネットMeta初の開発者イベント「LlamaCon」では、オープンソースAIモデルLlamaのエコシステム拡大に向けた新機能が多数発表されました。主な発表はLlama APIの限定プレビュー、カスタムモデルの微調整・評価ツールの公開、CerebrasやGroqとの高速推論連携、新たなセキュリティツール群のリリース、そして世界10チームに150万ドルが授与された「Llama Impact Grants」など。APIはOpenAI SDKとも互換性があり、モデルの所有権も開発者に帰属。Llamaは柔軟性と透明性で企業や開発者に自由な選択肢を提供します。
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LibreLingo、コミュニティ主導の語学学習プラットフォーム
2025-04-29 05:45
IT・ネットLibreLingoは、スペイン語やドイツ語、フランス語など多数の言語を学習できる、オープンソースかつコミュニティ主導の語学学習プラットフォーム。
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完全ローカルAIアシスタント「AgenticSeek」登場
2025-04-26 17:23
科学・技術AgenticSeekは、API不要で音声操作が可能な完全ローカルのAIエージェントです。ウェブ検索、コーディング、複雑なタスク管理までを自動で実行し、すべての処理をユーザーのPC内で完結させます。PythonやC、Goなどの言語に対応し、DeepseekなどのローカルLLMを利用可能。音声認識・対話も実装され、まるでSF映画のような操作体験を実現します。OSSとして開発が進行中で、貢献者も募集中。高性能GPU環境での活用が推奨されています。