「プライバシー保護」の記事一覧
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Torの.onionアドレスとDNSリーク防止の課題
2025-05-16 09:42
科学・技術.onionドメインはTorネットワーク専用であり、通常のDNSで解決しようとすると通信情報が漏洩するリスクがあります。これを防ぐため、curlはRFC 7686に従い、.onionアドレスの直接利用を拒否する仕様を導入しました。しかしTorの新ツール「oniux」ではcurlのこの仕様が利用を妨げる結果となり、開発者から議論が起きています。セキュリティと利便性のバランスが課題です。
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暗号化されたオンラインオフィス「CryptPad」
2025-05-09 11:37
IT・ネットCryptPadは、エンドツーエンド暗号化とオープンソースを特徴とするオンライン共同作業オフィススイートです。Google Docsの代替として、ユーザー登録不要で匿名のままドキュメントを共有・編集でき、Kanban、プレゼン、スプレッドシートなど多彩なツールを提供しています。ユーザーからは、プライバシー保護と使いやすさ、軽快な操作性が高く評価されており、教育機関や非営利団体にも幅広く利用されています。
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Chrome、スパム通知対策に機械学習導入
2025-05-08 19:34
IT・ネットChromeは、スパムや詐欺的な通知を防ぐため、Android版でオンデバイス機械学習による通知警告機能を導入しました。この機能は、通知のタイトルや本文などのテキストからスパムの可能性を分析し、ユーザーに警告を表示します。通知の内容は端末内で処理され、プライバシーを保護。学習にはGemini LLMによる合成データが使われました。今後は他プラットフォームへの展開も検討されています。
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NSOに対しWhatsAppが600億円の勝訴、違法スパイウェアに鉄槌
2025-05-07 00:54
IT・ネットイスラエルのNSOグループが提供するスパイウェア「Pegasus」が、WhatsAppの脆弱性を突いて1400人以上のスマホに不正アクセスした件で、米国陪審はWhatsAppに対し総額約611億円の損害賠償を認めた。NSOは政府機関向けに活動していたが、記者や人権活動家も標的に含まれていたとされる。この判決は、違法なスパイ技術の抑止力として評価され、今後の法的対抗措置の先例となる見通し。
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完全オフラインで使える高機能PDF編集ツール「Breeze PDF」
2025-05-03 18:15
IT・ネットBreeze PDFは、ブラウザ上で動作し完全オフラインで利用可能な無料のPDF編集ツールです。アップロード不要で、プライバシーが完全に守られる点が特長です。テキストや画像の挿入、署名、フォーム作成、ページ削除、ファイル結合、パスワード保護など多彩な機能を備えており、個人情報を扱う文書の編集にも適しています。インストール不要で、即座に編集が始められる利便性も魅力です。