「気候変動」の記事一覧
-
過熱するロンドン地下鉄ビクトリア線
2025-05-25 09:01
ライフスタイルロンドン地下鉄ビクトリア線の平均気温が2024年も28度に達し、冷却対策が効果を上げていないことが明らかになりました。特に8月は31度を超え、冬季でも25度以下には下がらず、家畜輸送の基準を上回る水準が常態化。線路がロンドン粘土層を通るため熱が逃げにくく、トンネル内の空気循環が困難な構造が一因です。一方、エアコンを備えた地上区間の路線はより快適な温度を維持しています。TfLは今後も対策を継続する方針ですが、乗客には代替路線の利用も呼びかけられています。
-
豪州で洪水被災の農家に空から支援物資
2025-05-25 04:25
環境オーストラリア東南部での洪水被害により、農家や住民が孤立する事態が続いています。ニューサウスウェールズ州では家畜用の飼料や医療支援を空輸する取り組みが行われ、1万人以上が家屋被害を受けたと推定されています。豪政府は気候変動による異常気象への対処を急務と認識しつつ、復旧と支援を進めています。
-
豪州東部で洪水、5人死亡と1万軒損壊―復旧始まる
2025-05-24 05:13
環境オーストラリア東南部で発生した洪水により5人が死亡、1万軒以上が損壊し、政府は復旧活動を開始しました。特にニューサウスウェールズ州中北部での被害が深刻で、多くの住民が避難生活を続けています。洪水は連日の豪雨によって発生し、近年頻発する自然災害の背景には気候変動の影響が指摘されています。
-
豪州東部の洪水で死者4人、数万人が孤立
2025-05-23 03:05
環境オーストラリア南東部で続いた豪雨により、洪水が発生し死者は4人に達しました。町が孤立し、家屋の損壊や家畜の流失が相次ぎ、約5万人が孤立状態にあります。政府は救援物資の供給を急ぎ、アルバニージ首相も被災地を訪問予定です。洪水の影響で100校以上が閉鎖され、電力も停止。今後も河川の氾濫が懸念されています。住民には衛生・電気の危険に注意するよう呼びかけられています。
-
2025年のハリケーン、平年より多い予測
2025-05-22 18:21
環境米海洋大気庁(NOAA)は、2025年の大西洋ハリケーンシーズンが平年よりも活発になると予測しています。最大で19の命名された嵐と5つの強いハリケーンが発生する可能性があります。連邦緊急事態管理庁(FEMA)の縮小方針が続く中、災害対応能力に懸念が高まっており、ルイジアナ州などでは連邦支援の減少が大きな影響を及ぼす可能性があります。
-
日本の海産物価格が急騰、持続可能性が課題に
2025-05-22 07:08
経済日本では魚介類の価格が高騰しており、イカは2013年比で約4倍、ホタテやシラスも急上昇しています。漁獲量の減少が原因で、背景には海水温の上昇や海流変化があります。これにより漁業者の経営にも影響が出ており、加工業者の撤退も進行中です。消費者は魚離れを起こし、悪循環が続いています。一方、養殖や低利用魚の活用、代替寿司ネタなどの技術革新も進んでおり、食の未来を支える取り組みとして注目されています。
-
豪州東部で洪水被害拡大、5万人が孤立
2025-05-22 03:35
環境オーストラリア東部で豪雨による洪水が深刻化し、約5万人が孤立状態に陥っています。ニューサウスウェールズ州では4か月分の降水が2日間で降り、住宅が浸水し住民が屋根に避難するなどの被害が発生。死者1人が確認され、複数の行方不明者も出ています。異常気象の頻発が背景にあり、州政府は大規模な救援活動を展開しています。
-
東京都、猛暑対策で水道基本料金を免除
2025-05-21 21:59
社会東京都は記録的な猛暑に備え、夏の4か月間にわたり全世帯の水道基本料金を免除する方針です。約8.2百万世帯が対象で、直径2cmの水道管を使用する一般的な家庭では、約5,000円の節約が見込まれます。気候変動による熱中症のリスクが高まる中、冷房利用を促す狙いです。6月には、約368億円の補正予算案が都議会に提出される予定です。東京都は、生活支援と住民の健康保護を目的としています。
-
豪州東部で記録的豪雨、屋根上に取り残される住民も
2025-05-21 05:52
環境オーストラリア東部で記録的な豪雨が発生し、ニューサウスウェールズ州では2日間で平年4か月分の降雨が観測されました。タリーでは1929年の記録を上回る洪水が発生し、多くの住民が屋根の上に取り残されました。緊急対応が続く中、気象庁は今後もさらなる降雨を警戒しています。
-
気候変動が引き起こす「火災気象」の増加
2025-05-20 09:00
環境気候変動の影響で、アメリカ各地で火災の拡大を助長する「火災気象」が増加しています。1973年から2024年の間に南西部では平均37日、西部では21日増加し、従来の火災シーズンが一年中に及ぶ地域も出ています。特にテキサスやカリフォルニアでは影響が顕著で、火災対応の負担も増大しています。人間活動が87%の火災の発生源とされ、今後の気象条件次第で大規模火災のリスクが高まる見通しです。
-
中西部を襲う竜巻と嵐の脅威
2025-05-20 04:44
環境米国中部で複数の州にわたり、致命的な竜巻や洪水を伴う嵐が発生しています。ケンタッキー州ロンドンでは、住民たちが壊滅的な被害を受けた住宅地の復旧作業にあたっています。今後もテキサス、オクラホマ、アーカンソー州で悪天候が続く見通しで、さらなる被害が懸念されています。気候変動による極端気象の影響が指摘されています。
-
AIが話す木や干ばつ耐性作物、チェルシー・フラワーショーが未来に注目
2025-05-19 21:37
科学・技術英国のチェルシー・フラワーショーでは、AIによって木々と会話できる仕組みや、干ばつに強いサツマイモやソルガムなどの作物が紹介され、気候変動への適応と園芸の革新がテーマとなっています。都市部の樹木管理や生物多様性への貢献を目指す展示が並び、持続可能な未来に向けた園芸のあり方が探られています。
-
世界の温暖化の3分の2、富裕層10%が原因と新研究
2025-05-07 21:38
環境1990年以降の地球温暖化の約3分の2は、世界の富裕層上位10%によって引き起こされているとする研究が発表されました。ETHチューリッヒの研究チームは、富裕層の消費と投資が熱波や干ばつなどの気象災害のリスクを大幅に高めていると分析。資産課税などによる対策が求められています。
-
科学団体、気候変動報告の空白を埋めると表明
2025-05-02 21:05
環境トランプ政権が国家気候評価報告の執筆者を解任したことを受け、米国気象学会と地球物理学連合が独自に報告書作成を開始する方針を発表。法的に義務づけられたこの報告書は、地域別の影響分析や将来予測を含み、政策決定に不可欠なもの。専門家らは、科学的根拠に基づく情報発信の継続が重要であると強調している。
-
追尾しない太陽光発電の未来
2025-05-01 18:06
環境従来、単軸追尾型ソーラーアレイが太陽光発電における効率性の王者とされてきましたが、近年PVモジュールの価格が急落し、固定型の東西向きアレイが材料費・労力・土地効率の面で優位に立つ可能性が浮上しています。追尾型はより少ないパネルで同等の電力を得られる一方、構造が複雑で設置や保守に高コストがかかります。本記事では、気象条件や地形、設置地域に応じた最適な選択肢を模索しています。
-
気候変動が米軍に与える影響
2025-04-30 09:46
環境米国防長官は気候変動対策を軽視する姿勢を示しましたが、気候変動は軍事作戦や基地運用に深刻な影響を及ぼしています。海面上昇や極端な気象が基地を脅かし、潜水艦の運用や兵站にも影響を及ぼします。軍内部では依然として気候リスクを認識しており、計画や演習に組み込む必要性が語られています。戦略的視点では気候変動への無視は国家安全保障上のリスクとされます。
-
電力網に潜む大気振動のリスク
2025-04-29 12:30
科学・技術電力網における「誘導大気振動」は、環境要因により発生するコロナ放電が送電のリアクタンスに影響を与える現象です。特に高温・乾燥条件下で発生しやすく、これにより送電システムが不安定化することがあります。従来のモデルでは対応しきれず、最新のインバータベースの送電方式では即応性が逆効果となることも。現代の気候変動と相まって、電力供給網の設計と運用には新たな対策が求められています。