「住宅市場」の記事一覧
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住宅ローン固定で動けない米国の住宅所有者たち
2025-05-19 09:01
経済米国の住宅市場では、住宅ローン金利が依然高止まりしている影響で、多くの住宅所有者が売却をためらう「ロックイン効果」が続いています。過去に低金利で住宅を購入した人々の多くが、現在の高金利市場での再購入を避けているためです。ただし、一部都市では供給が回復傾向にあり、若干の明るい兆しも見られます。住宅市場の停滞と金利動向が今後の焦点となります。
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東京の新築マンション価格、平均1億円超え
2025-05-06 07:03
経済2024年度、東京23区の新築マンション平均価格が1億1632万円に達し、前年から11.2%上昇しました。これは人口と資本の東京集中、建築資材や人件費の高騰、若年層の所得増加などが要因です。金利上昇や建設コストの影響で供給が減少し、中古物件への需要が高まっています。
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アパート建設は50年ぶりの高水準も先行きに陰り
2025-05-03 06:58
経済2024年、米国では新規アパート建設件数が約59万2千戸に達し、1974年以来の高水準となりました。しかし、金利上昇や移民減少による労働力不足、建設資材への関税などの影響で、着工件数は前年より27%減少しています。賃料は供給増で下落傾向にあり、今後の建設意欲に影響する可能性があります。各州では政策対応が分かれ、サウスダコタ州では積極的に補助制度を導入する一方、規制の厳しい地域では進展が鈍っています。
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